モダンかつ家庭的・家族が集う大きな三角屋根の家

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本日紹介するのはオランダの建築スタジオBongers Architectenが手掛けた、六人家族が暮らす129平米の住宅です。とてもクラシカルなデザインである三角屋根の家をモダンに解釈し、古典と現代、金属と木材といった相反する要素を見事にミックスしたオリジナリティ溢れる住宅。広々とした軒下のテラスもとても魅力的。さっそく見ていきましょう!

庭側外観

大きな三角屋根と煙突が特徴的な外観です。クラシックな形状でも、ダークカラーの金属とガラスの開口部を豊富に取ることにより、モダンでスタイリッシュな雰囲気となっています。それだけでなく、大きな屋根を支える柱を力強い現しの木材に、軒下からつながるテラスもウッドデッキとすることでナチュラルな自然の心地良さを加え、金属の強い素材感を和らげています。室内レベルとフラットにつながるウッドデッキ、そして芝生の庭は連続性があり、広々とした開放性を確保しています。

正面外観

こちらが道路に面した正面外観です。ほぼ全面ガラス張りの一階部分という庭側外観とは大きく異なる、閉じられたファサードで住み手のプライバシーを守ります。地面から屋根へと続く白いラインが形状を強調し、エッジの効いた洗練された印象です。敷地を囲む柵は抜け感のある高さの低いデザインで威圧感無く、木製の丸みのあるゲートが可愛らしさを加えています。植生が育つと美しい生け垣が完成します。

ミックススタイルのインテリア

室内を見ていきましょう。こちらはダイニングからリビングルームとテラスを眺めたアングル。ガラスを多用した一階では、どの部屋にいてもテラスと庭を眺めることができるという、内外が違和感無くつながった開放的なオープンプランです。インテリアも外観と同様に、黒い金属と木材の組み合わせを基調にしたオリジナリティ溢れるデザイン。さらにカラフルな差し色を椅子やソファで加えて、モダンかつエネルギッシュな空間に。テラスはウッドデッキと木製テーブル&白い椅子というシンプルさで、抜け感とリラックス感のあるアウトドアダイニングとなっています。

真っ赤なソファが主役

こちらはリビングルーム。グレーと白を基調としたシンプルモダンな空間に配された真っ赤な大きなソファが印象的なインテリアです。暖房という実用性だけでなく、装飾性と家庭的な温かみを加えているのがモダンな薪ストーブ。直線的なデザインが洗練されたモダンなインテリアに良く合います。薪ストーブの奥に見えるのは先ほどの写真で見たアウトドアダイニング。軒下にあるので雨の日も使用可能です。大きな屋根が家族を守るモダンな三角屋根の家でした。

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