大家族で仲良く快適に暮らせる多世帯住宅

K.Yokoyama K.Yokoyama
Ng-House okayama, 三宅和彦/ミヤケ設計事務所 三宅和彦/ミヤケ設計事務所 Aziatische woonkamers Massief hout Bont
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今回ご紹介するのは、4世代計7人の大家族がみんなで楽しく暮らすおおらかな雰囲気の住まいです。自然素材の温もりがあふれる快適な室内や、開放的で一体感のある空間構成で、リラックスした生活が可能となっています。このプロジェクトは岡山県を拠点に活動している三宅和彦/ミヤケ設計事務所によって手掛けられました。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

大家族が集って暮らす家

住まいの敷地は周辺に自然が感じられるのどかな雰囲気の中にあります。住宅の建物は、切妻屋根を持つ2階建てに、平屋部分が組み合わせられ、広い庭を囲むようにL字型の配置をしています。白と黒のコントラストのバランスが考えられた外壁と、くっきりとした屋根の形状がとても印象的な外観です。2階のバルコニー部分が張り出しているのを利用して軒下空間が生まれていて、その縁側スペースでは日当たりを楽しみながらのんびりとくつろいで過ごせそうです。この住まいにはお子様のいる若夫婦と、その両親、祖父母の計7人4世代の大家族が一緒に暮らしています。

家族をつなげる玄関とアプローチ

多世帯が暮らしているこの住まいの構成は、2階部分の上の階にはお子様と若夫婦の子世帯、下の階に親世帯と祖父母が住み、玄関と接客スペースが共用です。張り出した平屋部分には和室が設けられ、その軒下部分を利用して作られたのがこの玄関ポーチです。木のベンチを設置していて、涼んだりくつろげたりできる半屋外の団らんスペースとなっています。ご近所の方も通りがかりに気軽に立ち寄って、日々様々な交流も生まれそうなフレンドリーな雰囲気ですね。

自然素材の快適な室内空間

こちらは階段部分の様子です。段と段の間に隙間のあるシンプルなデザインで、明るさが広がり、また1階や2階の気配もこの階段を通じて何となく伝わります。室内は無垢材がふんだんに使われた優しい雰囲気の造りで、暮らしの中でダイレクトに自然素材の風合いや肌触りが感じられ、心地よい住まいとなっています。さらに、住み続けることで無垢材に経年変化による深みが加わっていき、また違った雰囲気を味わえるのも楽しみですね。

程よい距離感で暮らせる大家族

この住まいは、親世帯と祖父母の住む1階、子世帯の住む2階、それぞれの階にLDKと洗面&バスがあるので、お互いが気を使わず程よい距離感と自分たちのペースで生活をすることが出来ます。一方でこの多世帯住宅のメリットは、お互いの家族が何かと協力しやすいこと。子育て世代のご夫婦は、ご両親や祖父母に小さいお子様を見てもらえたり、高齢の祖父母は、他の家族に様子をいつも気にかけてもらえたり、お手伝いをしてもらえたり出来るので、みんなが安心して生活できます。たまにはこの1階のリビングに全家族で集まって、にぎやかに交流するのも楽しそうですね。

部屋が心地良くつながる一体感

こちらは子世帯が住む2階の様子です。切妻屋根の形を生かした高い天井となっていて開放感があります。また各部屋が一直線に配置され、その間にあるドアはガラス戸で様子が見渡せるので、空間が連続してつながっている一体感があり心地良い雰囲気。1階の親世帯も基本的には同じ作りとなっています。さらにこの住まいは1階と2階を通じて、床が段差のないバリアフリーの造りなので、足腰の負担を楽にして、室内の移動もスムーズ。小さいお子様の場合は、走り回ってもケガの心配が少なく安心して過ごすことが出来ます。

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