完璧な庭を作るには多くの時間とコストが必要です。これを理由に庭を諦めている人もいるかもしれませんね。しかし、本当に時間とコストをかけるべき重要なポイントだけを抑えておけば、少ない努力で素晴らしい結果を生み出すことができます。今回はそのポイントを幾つか紹介します。今年の目標に庭づくりをあげた方、必見ですよ!
まず敷地の土壌のph値を調査しましょう。土壌の種類が分かれば適した植物とそうでないものを判断でき、苗を植えたのにいつもすぐ枯れてしまう… という悲しい事態を避けることができます。ph調査キットは園芸店などで手に入れることができます。
庭づくりの第一歩は何はなくともまずは雑草を抜くことです。特に新しく花壇を作る場合は日々注意が必要です。栄養たっぷりの新しい土では雑草もより生き生きと育ちます。見つけたら根からしっかり抜きましょう。既存の庭も雑草がなくなるだけですっきり美しく見えるようになりますよ。
プロの庭師やランドスケープデザイナーに依頼するともちろんコストが発生します。花壇やポーチのタイル敷通路、ベンチなどはDIYに挑戦してみましょう。休日に家族や友人と行う作業は楽しいですよ!ただ、大きなパーゴラなどは倒壊の危険があるので建築の知識がある方以外はプロに依頼してください。
芝生の庭は手入れを怠ると雑草と変わらない印象となってしまいます。まず最初に範囲をしっかり区切り、そのエッジに小石やレンガ、タイルなどを設置すると芝生がそれ以上伸びていかないので、すっきり整えられたシャープな印象を維持できます。もちろん定期的な芝刈りは忘れずに!
小さな花壇や植木鉢がいくつかあるだけなら、水やりは大きな負担にはならないでしょう。しかし、庭がとても広かったり、多湿を好む植物をメインに構成している場合はスプリンクラーの設置をおすすめします。初期費用はかかりますが、毎日の水やりにかかる時間と労力を完全にカットできます。
小石や木材チップなどをうまく使うと省コストかつ低メンテナンスな庭となります。植物を植える範囲をきっちり区切り、それ以外の範囲は小石などで覆います。庭のメンテナンスにかける時間があまりない方や、日当たりが悪く植物が育ちにくい敷地におすすめです。
いまや百円均一で多くの道具が揃う時代となりましたが、やはり品質は値段相応のものが多く、数回使っただけで壊れてしまった… という話も耳にします。職人が丁寧に作った道具は何十年と使い続けることができます。肉体労働も伴う庭づくりに使う道具は、品質の良いものに投資するのが正解です!
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