小さな住まいのインテリア

Y. Y. Y. Y.
Modello HOPE, RAB ARREDO BAGNO RAB ARREDO BAGNO Moderne badkamers
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インテリアデザインは、スペースに余裕のある大きな家のためだけのものではありません。小さな住まいであっても、収納の工夫や空間の有効な使い方でお洒落で心地の良い空間を演出することができます。反対に言えば、住まいがコンパクトであるからこそ、インテリアのセンスの見せ所。場所がないと家具の数も限られるので、品質が良く、長く使えるものを選ぶこともできます。今回は、空間を無駄なく活用し小さい住まいを心地よい場所にするためのポイントをご紹介します

家具を機能的に重ねる

パリのインテリアデザイナーATELIER GREYが提案するのはこちらのモダンなリビング。パリの住宅事情は日本の都心部と同じくかなり厳しいものです。こちらの部屋自体は決して大きくはありませんが、落ち着いた色彩でまとめられ、小さなアパートでもゆったり優雅に暮らしたいという住人の心持ちが伺われますね。家具は壁につけて置かないほうが良い、とも言われますが、スペースに余裕がないとそれを実行するのは難しいですね。こちらの奥のソファの後ろには棚が取り付けられ、解決策となっています。特に狭いリビングの収納は何度が高いのですが、こうすれば一つの面に二つの家具が置けることにもなり、非常に効率的な空間の活用法です。クッションもたくさん置かれ、居心地の良さそうなリビングですね。

機能的なキッチン

住まいが広くても狭くても、機能的なキッチンは大切ですね。では機能的なキッチンとは具体的に何かと言うと、収納力が高い、ということではないでしょうか。台所は言わば作業場なので、調理器具、食器、食材、調味料、布巾などありとあらゆるもので溢れており、煩雑になりやすい場所です。狭い空間では特に大切なのが、すっきり片付いていること。散らかっているとそれだけ狭く見えますし、作業もしにくくなります。ユミラ建設設計室が手掛けた「自然素材を生かした家」。室内の左官仕上や木材の塗装は建主自ら仕上げられたそう。木の温かみを大切にされる姿勢が、こちらのキッチンからも垣間見られます。収納力抜群という機能面だけでなく、見た目の美しさも大切にしたいものです。

安心感のある静かな寝室

建坪約13坪のこちらの住宅。施工主はこだわりのある方で、お住まいの素材は漆喰と無垢フローリングなど経年美化する材料に限られているそうです。こちらの寝室の扉も重量感のある木で安心感がありますね。ベッドルームに大切なのは大きさではなく安心感や静けさ。壁やテキスタイルの色、家具の素材などで工夫してみましょう。

便利なバスルーム

せっかく素敵なインテリアを思い描いていても、生活必需品である家電製品にそれを壊されることはしばしばありますね。特に大型家電の冷蔵庫や洗濯機は曲者です。冷蔵庫はレトロな見かけのものなど時々見かけますが、残念ながら洗濯機の見た目で素敵と感じるものにはまだ出会ったことはありません。こちらのバスルームは、洗濯機が洗面台に収納できるという優れもの。インテリアを壊すことなく、大型家電製品を置ける、便利なバスルームのアイディアです。

ベランダも積極的に活用!

小さな住まいで大切なポイントは、どんなスペースでも見逃さないことです。例えばせっかくベランダがあっても洗濯物を干したりするだけでは、空間の無駄遣いですね。天気のいい日にはベランダでお茶を飲んだり、読書をしたり、もしくは友人を誘って休日ブランチを楽しんだりとその使い道は様々。しかしベランダは公的な視線の中にあるプライベートな空間です。したがって、周囲の視線が気になることもあるでしょう。そんな時はプライバシーを創ってしまいましょう。一番簡単なのは、このように簾などをかけること。内側からの視界を完全に遮ることなく日除けもなるのでお勧めです。薄めのテキスタイルでも代用できますが、朝顔などのつる植物で緑のかーてんを創っても素敵です。ここちのよい空間にして、積極的に活用しましょう。

玄関や廊下の収納

廊下や玄関などの空間を見直してみましょう。靴や傘だけでなく、本棚などの収納スペースが作れるかもしれません。A-BOX設計書が手掛けられたこちらのお住まいは、玄関スペースに本棚が設置されています。出かけ際に靴を履いていても、電車で読む本を探したりするのに便利です。

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