世界のエコフレンドリーな屋上緑化ハウス

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Familie R., Mittelrheintal, Optigrün international AG Optigrün international AG Huizen
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世界的な異常気象で多発する水害、PM2.5などの深刻な大気汚染、他にも多くの公害や災害が起き、地球環境は私たちにもはっきりと分かる形で悪化の道を辿っています。しかもそれらが引き起こされた原因は、人間の工業や産業である可能性がとても高いのです。いま一度人間中心の生活を見直し、自然と寄り添う形で生きるべきではないでしょうか。家を、文明を捨て、原始的な生活をしなければならないというわけではありません。地球環境のために個人がすぐできることをやれば良いのです。例えば屋上緑化などはいかがでしょう?今回は環境に配慮した住宅、エコフレンドリーハウスを海外の事例からご紹介します。素晴らしいのは、住人たちが義務感ではなくそれを楽しんでやっているということ!

屋上緑化の利点とは

緑化された屋根の利点とは、夏の強い日差しや紫外線を遮り室内温度を快適に保てること、冬は断熱材となるので省エネにつながること、雨水の流出緩和、二酸化炭素の吸収などがあります。でも植物の根っこで屋根が傷むんじゃないの… という疑問もあるかと思います。いいえ、適切に処置された屋上緑化なら、植物は逆に建物を腐食から守ってくれます。こうして天窓を付けることも可能なので、室内に日差しも欲しいという方も問題ありません。住居の形態と緑化したい面積に合わせてフレキシブルに楽しみましょう!

ボートハウスも緑化!

オランダを始めとするヨーロッパ諸国ではボートハウスはとても人気があります。水辺に係留して別荘としたり、慢性的な土地不足に悩まされているアムステルダムでは、お金持ちは自前のボートハウスに住んでいるという事実さえあります。こちらのボートハウスは木材で造られ、ログハウスのような雰囲気。ナチュラルな木材そのままの壁面と緑化された屋根で、周囲の風景と一体化しています。反対側はソーラーパネルが設置されており発電に使用しています。

曲線で構成された家

こちらの個性的な外観を持つ住宅は、その形状さえも自然に溶け込むことを目的に曲線で構成されており、屋根は苔で覆われています。苔は通常の屋上緑化よりも軽量でコストも安く済む上、保水力に優れています。

違う角度から見るとこのような外観。池の向こうに見えるのは住宅というよりも丘陵地のようですね。住人が自然を愛していることが良く伝わってきます。

住居以外も緑化!

庭にこんな自転車置き場や小屋があるのなら、そこもぜひ緑化してみて下さい。住居用でない建物は断熱設備が整っていないので夏は灼熱、冬は極寒になり、結果、中のものが痛んでしまった… なんて経験ありますよね。小さなスペースなら家庭菜園感覚で食用のハーブなどを育てるのがお勧め。食卓も潤って一石二鳥です。

クラシックな印象のこちらのガレージも屋上緑化されています。植生を芝生にしたことで、どこかエレガントなプライベートガーデンのようですね。このように目的(省エネなのか、景観の向上なのかなど)によって適した植物は変わるので、プロフェッショナルに相談することをお勧めします!

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